2015年7月13日月曜日

伝統の虫送り(本島泊地区)

今日はさすがに島も暑かった。34度ぐらいは

あったと思います。果物の消毒をしていたら

汗が噴き出ました。水を飲んでばかりでした。

午後は特に暑かったですね。

昨日は本島泊地区の「虫おくり」の行事がありました。

江戸時代から途切れることなく続いてきました。

派手なことはなく、素朴な豊作を願う行事です。

村の外から虫が入らないように、虫害に合わず

豊作になるようにと祈ります。

人が減り大変ですが、なんとか続けてきました。


             まず、木烏神社の拝殿で

             神様に手を合わせます。

 
 
 
 
その後、集会場に移って
 
般若心経を唱えます。
 
次に車座になって、大きな数珠を
 
百万遍繰ります。浄土宗からきたようで
 
南無阿弥陀仏を
 
ひたすら唱えます
 
本島は法然上人の法難の地で
 
泊には、ゆかりの来迎寺があります

 
 
 
この数珠で体の痛いところを
 
さすると治るんです
 
たまたま来島された
 
観光客にも

 
 
 
みんなで竹竿にお札を
 
挟んだ物をもって
 
地区を一周します
 
 
 

 
 
 
地区の境界にお札を
 
立てていきます
 

 
 
 
最後に虫(本物です)を乗せた
 
手作りの船を海に流します。
 
虫さん、さようなら・・・・ですね
 
今回はこの後、船は
 
風で、ひっくり返ってしまいました

 
 
この行事は本島では泊地区だけで
 
行われていますが
 
昔は専称寺(法然上人ゆかりの寺)の
 
ある笠島地区でも行われて
 
いたそうです。今後もなんとか
 
続けていって欲しいですね。
 
 


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