2017年3月13日月曜日

12年に一度の涅槃会

昨日は旧2月15日で

涅槃会(常楽会)でした。

わが島は狭い面積に24ヶ寺(江戸時代)が

あったそうで、廻船業で非常に繁栄していたようです。

それも、すこしづつ衰退し、それに伴って

寺院も廃寺が多くなり半分ほどになってしまいました。

住職のいる寺はわずか4ケ寺のみです。

何時の頃か分かりませんが、12ケ寺になったときに

順番に涅槃会を執り行うようになったと聞きました。

というわけで昨日、わが部落の寺で行われました。

常住人口5名ですが島外の部落出身者の方が

25名ほど帰島して参加され、賑やかでした。

僧侶も他の寺からもきてもらい、4人での

ありがたい読経でした。

実は、私は生涯2度目でした。60年まえの

小学生のときが一度目でおぼろげながら記憶があります。

それからは、島外に出ていたために経験がありません

でした。

神妙にすべてが終わって、乾杯のあと、折を

食べながら、なつかしい顔と、なつかしい話を

しながら酒をかわしました。いつまでも話していたい

思いでしたが、すぐに帰らないといけない人も

多く、1時間ほどで、お開きとなりました。

つぎの涅槃会は12年後、さて、

生きているかどうか。それどころか

部落が存続しているかどうかな

みんな・・・・・帰ってきてください!!




 
 
 
 
 
寺への登り道も
 
出来ました








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